2022年。
株式市場と暗号資産市場の下落により、
自分の資産は大きく減少した。
前年末比で−26%。
せっかく見えてきた
資産1億円
という目標は
再び遠ざかった。
しかし相場は
いつまでも下げ続けるわけではない。
2023年。
市場の流れは再び変わり始める。
株式市場は上昇に転じ、
自分の資産も少しずつ回復していった。
そして2023年の間に
2022年に失った評価額をすべて取り戻すことになる。
ここから資産の増え方は
少し変わっていった。
それまでの自分は
どちらかと言えば
売買を繰り返す投資
が中心だった。
しかしこの頃から
投資スタイルを少しずつ変えていく。
長期投資への転換。
上昇相場では
細かく売買を繰り返すよりも、
波に乗り続ける方が
資産は大きく伸びる。
逆に売買を繰り返すと
一つの判断ミスで
利益が止まってしまうことも多い。
それならば
相場の流れに乗りながら
長く保有する。
そう考えるようになった。
そしてもう一つ。
ポートフォリオの中心を
高配当株
へと移していった。
2024年から始まった
新NISA
この制度の影響もあり、
長期投資や高配当株に資金を向ける投資家は
明らかに増えていった。
市場の流れも
長期投資へ向かっていた。
その流れに合わせる形で
自分の資産評価額も
少しずつ増えていった。
そして
2024年2月。
ついに
資産1億円
を突破した。
資産1億円に到達した時、
投資を始めてから
20年以上が経過していた。
投資を始めた頃、
よく言っていた言葉がある。
「資産1億円からがスタート」
という言葉だ。
しかし実際に
その数字にたどり着いてみると、
ここまで来るのは本当に長かった。
途中には
震災による資産減少。
長い停滞期。
コロナショック。
そして2022年の暴落。
何度も
相場に振り回されてきた。
それでも
投資を続けてきたことで
ようやく
この数字に到達することができた。
ただ、
資産が1億円を超えてから
自分の投資スタイルは
少し変わっていく。
それまでの
攻める投資から守る投資へ。
とにかく
意識したのは
分散投資。
年齢的なこともあるが、
値動きの大きい銘柄ばかりを追いかけると
どこかで
大きなダメージを受ける。
それよりも
少しずつでも
確実に伸びる銘柄。
そういう企業を
探すようになった。
気がつけば
ポートフォリオの中で
グロース株は少しずつ減り、
代わりに
大型株中心の構成になっていった。
大きく跳ねる銘柄は減ったが、
資産は以前より
安定して増えるようになった。
投資スタイルは
資産の大きさや年齢によって
少しずつ変わっていく。
自分にとって
1億円という数字は、
その変化が始まる
一つの節目だったのかもしれない。
(最終話へ続く)

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