2021年。
暗号資産市場は
かつてないほど盛り上がっていた。
ビットコインを中心に
多くの暗号資産が急騰。
自分が保有していた
Bitcoin
Ethereum
XRP
も大きく上昇していた。
含み益はどんどん増えていく。
株とは違い、
暗号資産は値動きがとにかく大きい。
1日で数十%動くことも珍しくない。
そのスピード感に
正直驚かされた。
資産も大きく増えた。
しかし、
相場はいつも同じことを繰り返す。
上がり続ける市場はない。
2022年。
暗号資産市場は
大きな転換点を迎える。
急落だった。
世界的な金融引き締め。
リスク資産からの資金流出。
そして暗号資産業界の混乱。
その象徴となったのが
FTX
の破綻だった。
市場の信頼は一気に崩れた。
暗号資産は
次々と売られていく。
ビットコインも例外ではない。
Bitcoin
高値から見ると
70%以上の下落。
2021年の熱狂が
まるで嘘のようだった。
そして下げていたのは
暗号資産だけではなかった。
株式市場も大きく下落した。
自分のポートフォリオは
株と暗号資産の両方を保有していたため、
総資産は
前年末比で-26%
まで減少した。
資産はまだ
1億円には届いていなかった。
それでもこの頃は
ようやく
1億円という数字
を意識し始めていた時期だった。
だからこそ、
このタイミングでの暴落は
精神的にかなりきつかった。
せっかくここまで積み上げてきた資産が
一気に減っていく。
相場ではよくあることだと
頭では理解している。
それでも、
実際に経験すると
簡単に受け入れられるものではない。
ただ、
この暴落は同時に
一つのことを教えてくれた。
資産を増やすことと、守ることは別の能力だ。
そしてこの経験が
その後の投資スタイルを
少しずつ変えていくことになる。
(第11話へ続く)

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